学習塾を長年運営していると、今までの経験や感覚で
「ああ、このパターンね」と、生徒さんへアプローチしてしまうことはありませんか。
それが必ずしも悪いわけではありませんが、
単なる思い込みだけで、その経験や感覚が間違っている可能性も否定できません。
「そのやり方、根拠ありますか?」と言われて、
すぐに言い返せる塾関係者はどれぐらいいるでしょうか。
恥ずかしながら私は、すぐに言い返せないことも多々あります……
本来であれば、教育の「思い込み」をリセットし、
科学的根拠(エビデンス)に基づいたアプローチで、
確証を持って子どもたちに接していきたいところです。
そこで、教室運営システムComiru(コミル)の株式会社POPERさんと、
「こうしたテーマでセミナーを共催したいね」と、講師の適任者を探しておりました。
そんな折、「どう考えても、この方しかいない!」という先生とご縁がありました!
ご存知の方も多いと思いますが、ベストセラー「学力の経済学」の著者・中室牧子先生です
中室牧子先生 プロフィール
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慶應義塾大学総合政策学部 教授
慶應義塾大学卒業後、日本銀行等を経て現職。コロンビア大学にてMPA、Ph.D.取得。
専門は教育経済学。国の産業構造審議会、規制改革推進会議等で有識者委員を務める。
著書はビジネス書大賞2016準大賞を受賞し
発行部数30万部を突破した「『学力』の経済学」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、
週刊ダイヤモンド2017年ベスト経済学書第1位の
『原因と結果』の経済学」 (共著、ダイヤモンド社)など。
2021年9月からデジタル庁のシニアエキスパート(デジタルエデュケーション統括)。
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【学力の経済学】
https://www.amazon.co.jp/dp/4799316850
【まんがで分かる学力の経済学】
https://www.amazon.co.jp/dp/4799323954/
中室先生の著書『「学力」の経済学』 Amazonの紹介文より
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「ゲームは子どもに悪影響?」
「子どもはほめて育てるべき?」
「勉強させるためにご褒美で釣るのっていけない?」
「データ」に基づき教育を経済学的な手法で分析する教育経済学は、
「成功する教育・子育て」についてさまざまな貴重な知見を積み上げてきた。
そしてその知見は、「教育評論家」や「子育てに成功した親」が
個人の経験から述べる主観的な意見よりも、よっぽど価値がある
―むしろ、「知っておかないともったいないこと」ですらあるだろう。
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私も発刊されてすぐ書籍を購入し、興味深く読ませていただいていました。
少なからず影響を受けましたし、私なりに内容を咀嚼して自塾の運営にも取り入れています。
間もなく、生徒さんと長時間接することができる夏期講習の季節です。
この期間をより効果的に過ごすために、データに基づいた生徒の伸ばし方を学び、
貴塾の指導法の引き出しを増やしてませんか?
・忙しくて、生徒さんとの接し方は経験則“のみ”に頼りがち
・調査結果を元にした子どもへの効果的な接し方を聞いてみたい
・生徒の行動に良い影響を与えられるよう、自塾での接し方をアップデートしたい
などに当てはまる方はぜひご参加ください。
経験則や感覚で運営してうまくいっており、結果論としてそれが正しいものなのだとしても、
「なぜうまくいっているのか」という客観的な根拠が分からなければ、
毎回、感覚に頼らざるを得ず、持続的な再現性は低くなってしまいます。
逆に「なぜうまくいくのか(いかないのか)」が科学的に立証できれば、
自信を持って続けることも、改善もできますよね。
教育経済学の視点から、子どもを伸ばす効果的な方法を学んでみましょう!
参加費用は、POPERさんのご厚意により今回もなんと無料です!
「少しでもたくさんの塾関係者の方にご参加いただきたい」との方針に心から感服します。
聖人君子みたいな会社ですね(笑)。
夏期講習前のお忙しい時期かと思いますが、
それを差し引いてもなお余りある、お役に立てる内容だと思います。
ぜひ日程をご調整していただき、ご参加くださいませ。
<「学力」の経済学著者・中室牧子先生、オンライン講演会>
■テーマ : 経験則や勘で教育していませんか?科学的根拠に基づき生徒を伸ばす方法
■講 師 : 中室 牧子先生(慶應義塾大学総合政策学部 教授 )
■日 程 : 7月3日(水)11:00~12:30
■参加方法 : Zoomを使ったウェビナー
■参加費用 : 無料
■申 込 : https://contents.comiru.jp/seminar/20240703-3/
※塾内で複数名参加の場合、1名ずつお申し込みください
※申込情報は株式会社POPERと共有いたします
【今回のまとめ】
・教育を経済学的な手法で学ぶ機会に
・経験則に科学的根拠が加われば最強!