【Vol.948(2025.10.22)】どうする!? 年末年始の開校スケジュール

あっという間に11月を目前に迎え、2025年もカウンドダウンに入りだしましたね。

大学入試では、すでに総合型選抜は始まっていますし、
来月からは学校推薦型選抜も本格的に始まります。

来年の春まではなかなか心休まるときがきませんが、みなさんもご自愛くださいね。

さて、みなさんの教室では、年末年始の開校スケジュールはどんな感じでしょうか。

年明けには大学入学共通テストもありますし、
1月を筆頭に早い自治体では公立高校の推薦入試も実施されます。

私たちもお月謝をいただいている以上、できる限り年末年始も開校し、
生徒さんたちが勉強できる環境を作るのが使命だと言えるでしょう。

ただし、体を壊してまで無理して出勤しましょうというのではなく、
現実的に可能な範囲で、いろいろと工夫して開校できる環境を作りましょうということです。

ちなみに弊塾での冬休みを含めた年末年始の開校スケジュールは以下のとおりです。

<2025年>
・12月25日(木)・・・10:00〜22:00
・12月24日(金)・・・10:00〜22:00
・12月27日(土)・・・13:00〜19:00
・12月28日(日)・・・13:00〜19:00
・12月29日(月)・・・10:00〜19:00
・12月30日(火)・・・10:00〜19:00
・12月31日(水)・・・10:00〜19:00

<2026年>
・1月1日(木・祝)・・・完全休校
・1月2日(金)・・・13:00〜19:00
・1月3日(土)・・・13:00〜19:00
・1月4日(日)・・・13:00〜19:00
・1月5日(月)・・・10:00〜22:00
・1月6日(火)・・・10:00〜22:00
・1月7日(水)・・・10:00〜22:00

毎年1月1日は完全休校にしていますが、
数年前まで冬休み期間中は全日10:00〜22:00開校にしていました。

それを、私たち自身を含む労働環境整備を意識し、
かつサービス低下にならないよう、少しずつ開校時間を減らす方向で調整してきました。

完全休校の日を増やすより、開校時間を減らしてでも毎日開校するほうが
生徒さんにとってプラスと判断しているからです。

ただ、昔に比べて開校時間が減っていたとしても、
間違いなく周辺のどの塾さんより開校していると思います。

おそらく大手さんであれば「12月30日〜1月4日まで冬期休校」といった
スケジュールになるのではないでしょうか。

それと同じ日程で休むのは別によいと思いますが、
せっかく自由にできる個人塾をやっているのであれば、
工夫しだいで年末年始も教室を開けることは可能です。

あえて辛口なことを言えば、年末年始のお休みは塾側の一方的な都合であって、
「年末年始も勉強するぞ!」という生徒さんや保護者さんの
信頼とモチベーションを下げるだけだと思います。

ちなみに知人の塾長さんは、1月1日も開校されています。

もちろんみなさんにもそうしろと言いたいのではありませんが、
それぐらい熱意がある塾さんだと、生徒さんや保護者さんにも十分伝わるということです。

弊塾の場合は、「1月1日以外は開校」という仕組みを、
高等部コース設立以来15年以上続けていますので、
生徒さんや保護者さんも「それがこの塾(弊塾)では普通」と思ってくださっているようです。

こういった取り組みを続けていけば、顧客満足度が上がることはもちろん、
「ここまでやってくれるんだ」という顧客感動につながるでしょう。

冬期講習の日程相談をしていると、保護者さんから
「今年も元日以外開校なんですね。ありがとうございます。お身体気をつけてくださいね」と
お声がけくださることもあります。

また、生徒アンケートでも
「友達が通っている塾は土日が休みだったり、自習室がうるさかったりするらしいけど、
フォレスト(弊塾)はずっと開いていたし、静かに集中して勉強できた」
といったコメントもよくいただきますよ。

やはり勉強したい生徒さんがいるのであれば、やはり極限まで開校してあげたいですし、
それができるのも個人塾だからこそ。

後はやるかやらないかだけの話です。

近隣で、年末年始に教室の明かりがついている学習塾は弊塾だけなので、
勝手に「勝った!」と思っています(何に?・笑)。

元気な塾長さんは毎日出社すればいいですし(自分の会社ですから基本できるはずです)、家庭の事情などでどうしても厳しい場合は、スタッフさんとローテーションを組んで
無理のない範囲で行えばよいのです。

それでも無理な場合は、教室の入口ドアに「スマートロック」などの
オートロックを取り付け、生徒さんが自由に入れる環境をつくることもできます。

ただ、個人的にはスタッフ不在の教室開校はリスクも高く、あまりお勧めできません。
あくまで、考えれば方法はいくらでもあるという一例だとお考えください。

最近では、高等部(大学受験)に力を入れている塾さんも増えてきました。

しかし、高等部を作ったのであれば、
年末年始もフル開校するぐらいの覚悟は持つべきですし、
それが高等部を運営する大切なポイントとも言えます。

あくまで極論ですが、私は受験直前のめちゃくちゃ大事な日であれば
親の死に目に会うことよりも開校を選ぶと思います。

もちろんそれを望んでいるわけではないですが、
それぐらいの覚悟を持って教室運営しているということです。

各ご家庭には、相応のお月謝をいただいて通塾していただいているわけです。

生徒さんや保護者さんにとって何が最善か、自分たちに何ができるのかを考えた上で、
再度年末年始のスケジュールを考えてみませんか。

もちろん、あなた自身体を壊してはいけませんし、
社員さんに強要するなどもってのほかです。

そのあたりは「無理しすぎないように、できるだけ無理をして」くださいね。

私も家庭が崩壊しないように気をつけながら(笑)、絶妙のバランスで綱渡りする感覚で、
全力で受験生のサポートを行います。

一緒に頑張っていきましょう!

【今回のまとめ】
・年末年始も教室開校すると、生徒さんや保護者さんも喜ぶ
・無理のない範囲で、できる限りの工夫を

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安多 秀司のアバター 安多 秀司 株式会社リアル・パートナーズ代表

大学卒業後、京都・滋賀・大阪・兵庫等に教室を持つ「成基の個別教育ゴールフリー」に入社。
最年少教室長として、川西教室(兵庫県)で3年間務める。その後、「スタンダード家庭教師サービス」を運営する株式会社スタンダードカンパニーに入社。「個別指導塾スタンダード」の立ち上げに尽力し、事業責任者として30数教室の 新規展開を行う。
その後独立し、平成20年7月「個別教育フォレスト」を設立。開校1ヶ月で35名の入会があり、わずか1ヶ月で損益分岐点を超える。現在はキャンセル待ちの塾として地域No.1の個別指導塾を運営している。
今でも現場主義を貫き、常に通塾中の顧客に対して満足度を高める工夫を実践している。

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