さて、今回ご案内するセミナーは
「通信制高校サポート校 導入のリアルと成功・失敗ポイント」です。

日程は12月3日(水)11:00〜12:30、株式会社POPERさんとの共同開催となります。
弊社では、個別指導塾の運営(個別教育フォレスト)と
個別指導塾コンサルティング(リアル・パートナーズ)に加え、
4年前から「フォレスト高等学院」という通信制高校サポート校事業を運営しています。
サポート校事業立ち上げた理由は様々ですが、
大きく2つ挙げると「社会貢献」と「事業の柱を増やす」ことでした。
新事業ということで今でも試行錯誤の連続ですが、
その甲斐もあって、当初の計画を上方修正しながら運営できており、
すでに事業の柱として欠かせない事業となりました。
また、その中で得たサポート校運営のノウハウを他塾さまに提供する形で、
今では7塾さまのサポート校のフォローも行っております。
サポート校最大手は、みなさんもご存知かもしれませんが「トライ式高等学院」です。
いち早くニーズを読み、なんと2010年から展開されています。
当時は通信制高校も今ほど認知されておらず色々と大変だったと思いますが、
さすがの先見の明です。
その分、先行者利益は凄まじいでしょう。
【トライ式高等学院】
https://www.try-gakuin.com
そんな中で、ここ数年の間に大手塾さんや予備校さん、
さらにはベネッセさんまでもが参入し、ニーズの高さが伺える事業となりました。
【ベネッセ高等学院】
https://gakuin.benesse.co.jp
【駿台i高等学院】
https://sundai-i.jp
【第一学院高等学校】
https://www.daiichigakuin.ed.jp
【通信制高校に通う高校生の難関大学進学をサポートする『メガスタディ名門高等学院』を新設】
https://www.ban-zan.com/news/contents/n62/
【明光義塾高等学院】
https://meikonet.jp/meiko-gakuin-lp
これら以外にも、まだまだたくさんの大手塾さんなどがサポート校を展開されています。
みなさんの教室周辺でも、「○○高等学院」と看板が出ている
サポート校があるかもしれませんね。
学習塾とは、同じ教育という観点で親和性が高いということもありますし、
少子化で塾や予備校業界の市場縮小が予想される中、
ニーズのある別市場に進出している流れです。
すでにサポート校業界はレッドオーシャンに突入といったところでしょうか。
そんな矢先、日頃からお世話になっている教室運営システムComiru(コミル)の
株式会社POPERさんから
「サポート校運営のメリットやデメリットなどをテーマにしたセミナーを実施してもらえないか」と
ご相談をいただきました。
サポート校を導入したいという塾さんもあれば、
すでに導入されているがどう運営していけばよいか分からない塾さん、
本当に事業の柱になりうるのか不安だという塾さんもいらっしゃるでしょう。
そこで、そんな全国の塾さんのお役に立てればと、
二つ返事でお引き受けすることにいたしました!
繰り返しになりますが、サポート校は学習塾と親和性も高く、
非常にやりがいのある事業と感じています。
自分で言うのもなんですが、ありとあらゆる施策を行い、
今では16名もの高校生が通学してくれるようになりました。
16名という数字を通常の塾生(高校生)と同じ感覚で見ると、
「意外と少ないね」と思われるかもしれません。
しかし、サポート校での生徒さん1名は、
高校生の塾生3名分ぐらいに値するとお考えいただいてよいと思います。
サポート校16名は、高校生の塾生が48名(16×3)ぐらいいる感覚です。
サポート校に通う生徒さんは、さまざまな理由で全日制高校に進学できなかった子や、
全日制高校に通っていたものの相性が悪く、通信制に転校されたという子が中心です。
いろいろな思いを抱えている生徒さんが多いこともあり、
一人ひとりを丁寧にサポートするために、弊社では定員20名の少人数制としています。
縁あってフォレスト高等学院に通ってくれる生徒さんたちが
高校を3年でしっかり単位を取得して卒業できるよう、
レポートや報告書のお手伝いをしたり、コミュニケーションを深めたりと、
私たち自身も日々を楽しみながら運営させてもらっているところです。
そんなサポート校ですが、これだけ大手さんが参入するということは、
そこにニーズ(ビジネスチャンス)があると判断したからにほかなりません。
確かにそれはマーケティング的にも正しい判断だと言えるでしょう。
この少子化の中、不登校や通信制高校に通う生徒さんが増えているのは
データからも明らかだからです。
【第18回不登校児童生徒数の増加と長期化の傾向(学事出版)】
https://www.gakuji.co.jp/news/n114725.html
【高校生の11人に1人が「通信制高校」へ進学(日本財団ジャーナル)】
https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2025/109823/education
高校生世代の母数自体は減っているわけですから、
それを加味すると、ものすごい増加スピードだと言えるでしょう。
私自身は、サポート校は地域密着型の塾さんに非常に適していると感じています。
面倒見のいい塾さんであれば、サポート校を運営しても
生徒さん一人ひとりにきちんと対応できるはずです。
保護者さんも安心でき、地域に欠かせない存在として必要とされるでしょう。
しかし、塾運営をしながらの二刀流だと、デメリットももちろん存在します。
単純に労働時間がめっちゃ増えますから(笑)。
また、すでにサポート校を運営されている塾長さんから相談を受けることもあります。
先日も「通信制高校サポート校 お悩み無料相談会」を実施したのですが、
お悩みのテーマを簡潔にまとめると、どの塾さんも
「開校したものの、生徒さんが集まらない」というもので、
みなさんまったく同じだったのが印象的です。
確かに、サポート校を開校すること自体は、そんなに高いハードルではありません。
どこかの通信制高校と提携しさえすれば、開校そのものはできます。
ただ、通信制高校側から運営サポートを受けられるわけではありませんので、
自身で工夫して行動し、地域での認知を広め、生徒さんにきてもらう形を作るのは必須です。
その点は学習塾運営にも近いところがありますね。
しかし、学習塾と学校(※正確にはサポート校は学校ではありませんがイメージとして)では、
生徒さんの募集や認知アップの方法論はまったく異なります。
セミナーでは、そのあたりもふまえながら、
実際にどっぷり4年間、サポート校の運営を行なった経験から、
運営する上でのメリットやデメリット、そして失敗談などを赤裸々にお伝えする予定です。
さまざまな取り組みの中で、成功するのは10個の案のうち1〜2個くらいで、
失敗した取り組みも山ほどありました。
また、実際にサポート校を運営する上で、ミスったことややらかしたことなども、
みなさんにぜひ共有できればと考えております。
そういった部分もお聞きいただいた上で、
「よし、自分にもサポート校ができそうだ」となれば、チャレンジしていただきたいですし、
「自分には今は無理だ」という判断材料になれば、それもよいと思います。
決してみなさん全員にサポート校事業への進出を勧めたいと思っているわけではなく、
話を聞いていただいた上で「本気でサポート校を立ち上げたい」「自分ならできる自信がある」
という気持ちになられた方の背中を押せるといいなと考えています。
通信制高校サポート校の現状とポイントに関して、みなさまのヒントになれば幸いです!
なお今回、アーカイブ配信(後日視聴)はございません。
冬期講習準備などでお忙しい中とは存じますが、私も全力で包み隠さずお伝えしますので、
時間を割いてでも参加したいという、熱量の高い方のご参加をお待ちしております。
・通信制高校や不登校支援など、サポート校に関心がある方
・サポート校導入に興味はあるが、実際の運営や課題を具体的に知りたい方
・すでにサポート校を運営しているが、運営にお悩みの方
・塾やスクールの新たな収益の柱を探している方
・空き時間や教室・人員をもっと有効活用したい方
はぜひお申し込みください!
みなさまとオンライン上でお会いできることを楽しみにしています。
<事業の柱を増やす!通信制高校サポート校 導入のリアルと成功・失敗ポイント>
■日 程 : 12月3日(水)11:00~12:30
■講 師 : 安多 秀司(個別教育フォレスト・フォレスト高等学院)
■参加方法 : Zoomを使ったウェビナー
■参加費用 : 無料
■申 込 : https://x.gd/cBMeu
※塾内で複数名参加の場合、1名ずつお申し込みください
※申込情報は株式会社POPERと共有いたします
※アーカイブはございません
【今回のまとめ】
・サポート校のリアルな運営話を聞けるチャンス
・サポート校を事業の柱にするか否かの目安に
