弊塾では、高3生全員の進学先が決まり、
私たちも「今年度も終わった~!」とやり切った感でいっぱいの今日このごろです。
そんな中で、上智大学の総合グローバル学部と外国語学部に
見事合格した生徒さんがいました。
高2で英検準1級に合格するなど、高校に入ってから猛烈に英語の学力が伸び、
勢いそのままに上智大学の合格を勝ち取りました。
本当によく頑張ったと思います!
確かにこの生徒さんは、中学の時から英語は好きな科目ではありました。
それでも中1のころの定期テストは80点台と、
「常に満点」みたいにめちゃくちゃできていたわけではありません。
中2、中3になるにつれて成績もアップし、英語力が増してきた実感もあったようで、
英語学習に重きをおく高校へ進学、英語が得意な同級生がたくさんいる中で切磋琢磨し、
そして今回の結果へと繋げたのです。
先日、その生徒さんが挨拶に来てくれたのですが、
「(弊塾で)中学の時にやった音読・暗唱講座のおかげで、英語が好きになった」
と言ってくれました。
弊塾の音読・暗唱講座については、これまでも当メルマガで何度かご紹介していますが、
生徒さんからの嬉しい報告を受けて、その価値を再実感しているところです。
そこで、当講座について、詳細も含め改めてお伝えしてみたいと思います!
音読・暗唱講座は、中学生対象の講座で、
英語の教科書本文を音読・暗唱してもらうシンプルな内容です。
毎週水曜日(19:00〜20:15)に実施しています。
正式名称は「マスター講座」といい、
「(数学の)計算練習(30分)」と「英語教科書の音読・暗唱(45分)」の組み合わせで
75分の講座となります。
弊塾では、これをサービスの一環として無料で提供しています。
通常授業で数学or英語しか受講していない場合でも参加可能です。
要は全員が対象ですね。
当初は月4,000円(1回1,000円)の有料講座にしていたのですが、
参加率が50〜60%と中途半端でしたし、できるなら全中学生に受講してもらいたくて、
思い切って無料にしたという経緯があります。
ただしルールとして
「原則として毎回参加」「1学期間で参加率80%未満の場合、次回からの参加は認めない」
と設定し、「参加するならちゃんと来る」という形をとっています。
単に無料にするだけだと「来ても来なくてもいい」と受け止められて
グダグダになりがちなので、このあたりの線引きはきちんと設定するようにしました。
おかげで毎年、参加率は90%前後です。
無料で週1回受講できるようなものなので、他の習い事などが重ならない限り、
保護者さんは参加させたいと思ってくれるはずです(笑)。
もちろん、塾側にも大きなメリットがあります。
生徒さんとのコミュニケーションの機会が増えるのです。
例えば週1回しか通塾しない生徒さんだと、基本的にそのときしか接点が持てません。
ましてや体調不良で休んだりしようものならインターバルが2週間近く空くことにもなり、
フォロー(コミュニケーション)不足から退塾の可能性がとても高まります。
しかし、当講座が存在するおかげで週2回通塾する形を取れますので、
こちらもアプローチする機会も増えますし、
生徒さん自身も過ごしやすい居場所として認識しやすくなるでしょう。
講座の流れは、巡回型の自立指導です。
塾さんにもよると思いますが、テスト前の勉強会にイメージが近いかもしれません。
参加者が8名ぐらいまでであれば1名のスタッフか社員で、
16名ぐらいまでであれば、2名のスタッフや社員がいれば対応できます。
計算練習の30分は、基本的に学校で習っている範囲をひたすら解いてもらいます。
中3の1学期であれば、展開・因数分解・平方根といったあたりです。
授業とは別に毎週30分、ひたすら計算のみをやっていると、
まず間違いなく計算力はアップします。
2学期になると、計算練習する生徒さんもいれば、
学校の進度に並行して関数や図形問題を解くケースもありますが、
そこは生徒さん自身と相談して、希望するほうに取り組んでもらう形です。
次に音読・暗唱について。
教科書の音読・暗唱をするために、教科書本文を出力したプリントと、
英文を消して日本文だけ記載してあるプリントを用意します。
音声は各教科書会社のHPや専用サイトから聞くことができるので、
それを何度も繰り返し聞いてもらいます。
弊塾では一人1台iPadを配布しているので、
生徒さんはiPadでイヤホンをして音声を聞きながら、ぶつぶつしゃべる感じです。
量としては、ユニット1-1やレッスン3-1のイメージです(見開きの左ページ)。
音声通りに音読できるようになったら挙手してもらい、
講師や私が横について、音読してもらいます。
そこで問題なく音読できれば、次は同じ単元の暗唱です。
音声を聞いたり音読したりしながら、暗唱できるまでこれを繰り返します。
暗唱ができるようになれば同様に挙手してもらい、私たちがチェックするという流れです。
これを45分行えば、早い生徒さんなら
ユニット1やレッスン1をまるまる終えることができます。
これができれば学校の授業にもかなりの余裕が生まれますし、
英語に対して自信が持てるようになるはずです。
個別指導塾の場合、週1回で英語の授業を受講していても問題演習が中心となり、
音読や暗唱などにかける時間がなかなか取れません。
分からない単語を調べることを繰り返したり、
そもそも単語が読めずにまったく進められなかったりなどは、個別指導あるあるでしょう。
しかし週1回で音読と暗唱を確実にできれば、
ベースとなる教科書の内容が頭に入っているため、
通常授業でもどんどん先に進めることができます。
まとめると、生徒さんとのコミュニケーションも増え、生徒さんの英語への苦手意識を払拭し、
通常授業にも好影響を及ぼし、成績もアップする確率が上がるというわけで、
「やらない」という選択肢はないと思えるほどです。
ただし、これを実施するためには、週1日、通常授業を入れない日を作ることが大切です。
通常授業がある日にマスター講座を行うと、
通常授業の予定と重なる生徒さんが参加できず不公平感が生まれ、
クレームにも繋がります。
このあたりは多少力技になりますが、平日1日まるまる空けるように調整してみてください。
結局はそのほうが効率も良くなりますし、マスター講座だけでなく、
まとめて振替を行う日に充てるなど、何かと使い勝手がよくなります。
なお、当講座は各学期の期末テストが終わったら一旦お休みにしています。
長期休み中に行なってもモチベーションがアップしませんし、メリハリをつけた方が良いです。
弊塾の場合は無料で実施していることもあり、「期末テストまで」と明確にしています。
いかがでしたか?
マスター講座、ぜひみなさんの塾でも自分なりにアレンジして実践なさってみてください。
実際に、ここを起点に上智大学への進学を勝ち取った生徒さんもいるわけですから。
英語力も成績も飛躍的にアップしますし、
生徒さんや保護者さんからも感謝される非常にコスパの良い仕組みです。
中学校は新年度から教科書改訂となりますが、
頑張って教科書本文の音読・暗唱プリントを作っていきましょう!
【今回のまとめ】
・英語音読・暗唱講座は本当におすすめ!
・準備も人件費もそんなにかからず、コスパ良し!