今年は例年より1ヶ月ほど早くインフルエンザが流行しているようです。
本来なら今月あたりから予防接種をして、冬に備えるといった感じだと思うのですが、
インバウンド増加によるウイルスの持ち込みが多かったりするのでしょうか。
……と思っていたら、参考になる記事がありました。
【「インフルエンザ」早くも流行入り・・・なぜ?背景に‘記録的な猛暑’も】
https://news.yahoo.co.jp/articles/06acef2a348e61f2b4b1dc0e580f1d99fe9f5a53
外国人観光客の増加に加え、猛暑によってエアコンの使用頻度が増え、
湿度が下がった空間でウイルスが繁殖しやすくなるとのことです。
なるほど、勉強になりますね!
インフルエンザだけでなく、コロナも地味に流行り続けていますし、
体調管理や衛生面には気を付けたいところです。
弊塾でも、教室内での感染などを防ぎ、
スタッフや講師(もちろん私自身も)が体調を崩さないように、続けていることがあります。
非常に地道な取り組みではあるのですが、「うちもやっている」という話をあまり聞きません。
そこで今回は、弊塾で取り組んでいる以下3つの取り組みをシェアしたいと思います。
(1)入室時にアルコールタオルで手を拭いてもらう
(2)授業終了ごとにアルコールタオルで机を拭く
(3)授業中はマスク着用
(1)入室時にアルコールタオルで手を拭いてもらう
開校翌年の2009年から実施しており、かれこれ16年続けています。
そのきっかけとなったのが、当時大流行した新型インフルエンザです。
兵庫県内、大阪府内の高校を中心にした集団感染が明らかとなり、
地域での学校閉鎖や濃厚接触者に自宅待機を要請するなどの対策が行われました。
弊塾の地元・宝塚市でも、1週間ほど休校となり
「これからどうなるか……」と不安になった記憶があります。
学校の再開と共に塾も再開しましたが、
その際「塾内でもできることはやっておこう」ということで、
入室の際にアルコールタオルで消毒してもらうことを習慣化しました。
入室後、入室カードをかざした後に、
アルコールタオルを1枚取ってしっかり手を拭き、席につく流れです。
通塾時に、生徒さん全員に手を洗ってもらうことは難しいですが、
これだけでも感染リスクが軽減されると思います。
私自身は体が強いほうで、風邪も1〜2年に1回しかひきませんが、
このような対策をしていることも多分に奏功していると思います。
ちなみに、アルコールタオルは一枚あたり約4円ほどです。
【弊塾で利用 エリエール 除菌できるアルコールタオル ウィルス除去用 大容量320枚】
https://www.amazon.co.jp/dp/B00NHDFG1K?th=1
年間1万枚消費したとしても4万円ですから、これで生徒さんも講師や自分自身も守れて、
塾運営もスムーズに回せると思えばめちゃくちゃお得ではないでしょうか。
やろうと思えば明日からでもできることですので、ぜひお勧めしたいです。
(2)授業終了ごとにアルコールタオルで机を拭く
こちらはコロナ禍のころから取り組み始めました。
当時は、急遽オンライン対応されていた塾さんも多かったと思います。
弊塾も2ヶ月ほど完全オンライン指導で、徐々に対面指導に戻していきましたが、
まだ安心できない状況ではありました。
そこで、せっかく手拭き用のアルコールタオルを設置しているのなら、
授業ごとに机をふいて消毒しておこうと考えたのです。
最初は私や社員が行っていましたが、
そのぶん、授業の入れ替え時の生徒対応(挨拶や見送り)がおそろかになりがちでしたので、
講師たちが率先して担当してくれるようになりました(本当にすばらしい講師たちです)。
こちらも、実施したことで感染を防げたという客観的調査まではできませんが、
やはり机がキレイな状態で授業を始められるのは、生徒さんも私たちも安心感が違います。
余談ですが、授業ごとに机を拭くと、1日3〜4回は拭くことになりますので、
仮に1年続けると1000回以上拭いているという計算です。
そのため弊塾では、机のワックスが取れてツヤがなくなってしまうほどでした。
私が机用のワックスを買ってきて塗り直しています(笑)。
(3)授業中はマスク着用
こちらもコロナ禍から継続中です。
現在は社会全体でマスクの着用率も下がりましたし、
その判断は個人の自由だとは思います。
しかし、ウイルス感染や飛沫の予防にはマスクの存在は欠かせません。
そのため弊塾では、社員・講師スタッフのマスク着用を推奨しています。
あくまで「推奨」であり義務ではありませんが、
今でも教室内では私も含め、ほぼ全員がマスクを着用していますね。
マスクをしたからといって完璧に感染が防げるわけではないですし、
効果は限定的だと思いますが、医療従事者の方などは常にマスクをしていますよね。
そこから考えると、やはり着用するに越したことはないと思います。
ただ、今は状況に応じてマスクを外している時があります。
例えば新規面談の場合、
こちら(私)の表情や印象をしっかり受け止めてもらいたいところですが、
マスクをしているとそれも難しくなりますよね。
そのため、相手(保護者さん・生徒さん)がマスクをしていない場合のみ、
私もマスクを外して対応するようにしています。
判断が難しい部分ではありますが、ここは感染リスクよりも、
よい新規面談を実施することを優先した形です。
ただし、相手がマスクをしておられる場合は、私もマスクをして対応するようにしています。
最後に、もう一つ余談を。
私は教室内でトイレに入るとき、アルコールタオルを手に持って、
ドアノブに直接触れないようにしています。
さらにトイレ内では、そのアルコールタオルで、
ドアノブと洗浄レバー、トイレットペーパーホルダー、便座を拭くまでがルーティンです。
個人的には神経質なタイプではないのですが、
「やるべきことはやり尽くしている」状態は作っておきたいからです。
いかがでしたでしょうか。
「さすがにやりすぎ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
自身や講師が体調を崩して、代講や振替連絡などが発生する手間のほうが、
結局は面倒なことになると思うんですよね。
そして何より、生徒さんのためでもあります。
これからどんどん受験シーズンに入っていきますし、
私たちが体調を崩して授業ができなかったり、教室内感染を引き起こしたりして、
生徒さんに迷惑をかけるようなことがあってはいけません。
できる限りの対策をしておくことは当然のことですし、
生徒さんも安心して通塾できるのではないでしょうか。
教室内の感染予防対策、面倒くさがらずに、ぜひ実施してくださいね!
【今回のまとめ】
・感染対策は「やりすぎ」くらいでちょうどよい
・対策「しなかった」ことによるリスクを考えて