【Vol.768(2024.02.14)】忙しい今だからこそ、意識しておきたいポイント5選

年明けから入試シーズンに入り、みなさんも日々お忙しい日々かと思います。

公立高校入試で見た場合、弊塾の地元・兵庫県は全国的に遅いほうで、
3月12日が試験日ですので、あと1ヶ月は公立高校対策が続く形です。

私たちも緊張の日々が続きます。

さて、この季節はどうしてもバタバタしてしまいますが、忙しさに流されて、
普段ならできていることができなくなっている場合もあるので注意してください。

サービス業に携わる者として、常に見られている意識を持っておきたいところです。
「忙しいから」が理由にはなりませんからね。

第一印象で損をするのはもったいないのですよ!

そこで今回は、この忙しい時期だからこそ、
塾関係者が日頃から意識しておきたいポイント5選を挙げていきます。

ごくごく当たり前の内容になりますが、全てをきちんと実践できているか、
確認がてらお付き合いください。

私自身もできていないことも多いので、自身の確認のためにもアウトプットしていきます!

(1)身だしなみ

言わずもがなというところですが、清潔感のある見た目となっていますでしょうか。

季節柄、セーターやニットを着用している方も多いと思いますが、
洗いすぎて毛玉が目立ったり、伸縮性がなくなりクタクタになっていたりしていませんか。

Yシャツなども、本来の白さを失い全体的に黄ばんでいるようであれば要注意です。

面談では、主にお母さまが来られると思いますが、
お母さま方のチェックは相当厳しいと思っておくことが重要です。

めっちゃめちゃ見られてますからね(笑)。

あとは、髪型なども気にしておきましょう。
1ヶ月(最長でも1ヶ月半)おきには散髪に行って、爽やかさを保っておきたいところです。

また、鼻や耳から無駄な毛が出てきますので、きちんと手入れしておきましょう。

保護者さんや生徒さんはその毛が気になって、面談や授業になりません。

生徒さんが目を見て話してくれないのは、恥ずかしいからではなく、
先生の顔を見たら笑ってしまうからかもしれませんよ!?

私も40歳を超えてから、やたら耳毛が伸びるスピードが速くなったと自覚しています。
体の老化は仕方ないことですから、メンテナンスをきっちりおこなっていく意識が大切です。

また、マスクの着用を継続している先生方も多いと思います。
弊塾でも授業中は、社員・講師スタッフはマスク着用です。

しかし、マスクを着用していると、髭剃りをさぼるなど、
油断して口周りのメンテナンスを怠ることがあります。

朝、髭を剃らなくていいので楽なのですが、
教室でお茶を飲むなどの場合は、マスクをずらすことになります。

口周りの無精髭を生徒さんが見たときに、プラスにはならないと思うので、
こちらも気をつけたいところです。

以前に読んだ記事だか本だかで
「見た目の印象で9割が決まる!」といった見出しを見ましたが、
まさにその通りだと思います。

(2)表情

日頃からニコニコしておきましょう。

ニコニコしている人の周りには人が集まりやすいというのは当然です。
生徒さんにとって話しかけやすい存在であるよう意識しておきたいですね。

ニコニコ顔を作るポイントとしては、
「口角を上げる」「顔全体がリラックスしている」「口元の力を緩める」あたりです。

私も日頃から口角を上げるようには気をつけています。

必要なときだけ、ニコニコ顔を作ることは難しいですので、
日頃から上記ポイントなどを意識して、常に穏やかな表情を作っておきたいですね。

最初は意識しないとできませんが、トレーニングしだいです!

(3)体型

体型は人それぞれの体質などがあるので、それ自体に対してどうこうは言えませんが、
不摂生や怠慢からくる肥満、ひいてはそれに起因する見た目のだらしなさなどは
できるだけ避けたいところです。

学習塾は、基本的に仕事が終わる時間が遅いです。
日付が変わってから食事を摂られる方も多いのではないでしょうか。

私もそうで、深夜0:00〜1:00ごろに食べることが多いです。

余談ですが、理想的な睡眠の時間帯は22:00〜2:00とされ、
肌のゴールデンタイムと言われています。

その時間に起きていて、かつご飯を食べるわけですから、身体的にはプラスとは言えません。

食べたものを消化し切る前に寝ることにもなり、ますます負担となります。

仕事柄、深夜のに食事時間を変更することは難しいと思いますが、
せめて「量は控えめにする」「塩分・油分を控える」「野菜を多めに摂る」などの
改善は可能だと思います。

さらに歳を取れば摂るほど、消化機能なども悪くなる一方ですから、
気をつけておきたいところです。

私自身は、夜ご飯は控えめにして、朝
ごはんと昼ごはんをしっかり食べるように心がけています。

それでも食べることは大好きなので、
誘惑に負けて夜中にがっつり食べることもありますが(笑)。
せめてその翌日に昼食を控えめにするなど、トータルで調整するようにしています。

できるだけ体型を維持できていると、身だしなみにプラスされて、
保護者さんや生徒さんからも好印象になることが多いです。

ましてや、入塾前に塾の比較されている場合、塾長の印象で決まることも多いですから、
この部分を押さえておくだけで、運営上もメリットが高いです。

不摂生になりがちな業界だからこそ、
普通のことをしておくだけで好印象になるのは非常に得だと思いますよ。

(4)外での言葉遣いや態度

例えば買い物に行った先で、店員さんの態度が悪すぎたり、
お店側のミスで迷惑を被ったりすると、イライラしてしまうことってありますよね。

クレームの一言も言いたくなるときもあるでしょうが、言い方や態度には注意しましょう。

もしそのお店の責任者が、偶然にも生徒さんの保護者さんだったらと考えてください。
お店側が100%悪かったとしても、言い方によっては、あなたの印象は最悪となります。

塾ではニコニコしている先生が、暴言を吐いたとか態度が横柄だったとかとなれば、
その家庭の生徒さんは遅かれ早かれ退塾です。

その事実も恐ろしい速さで周囲に広がります。

ですから、どんなにイライラする事が起きたとしても、まずは深呼吸して落ち着きましょう。
感情で発言・行動するのではなく、冷静に話し合う場を持つように心がけてください。

ポイントは、その店員さんや責任者がご自身の身内、
もしくは生徒さん・保護者さん本人だと思って接することです。

私もこの意識を持つようになってからは、感情のままに何かを言うことはなくなりました。

腹が立つような理不尽な対応を受けても、
まずは冷静になってから、話し合うことが増えたと思います。

感情のまま伝えても、それで相手を屈服させても、
その場はすっきりするだけで、総合的に見ればいいことはあまりありません。

外でも口角を上げて柔らかい表情をし、
外でも常に知り合いに見られているという意識は絶対に持っておきましょう。

(5)車の運転中

これも意外と見られているので注意しておきましょう。

私自身も年1〜2回は、保護者さんから
「車に乗っているところをお見掛けましたよ」と言われることがあります。

私は、平日8:30ぐらいに出社するので、
出勤中の保護者さんの車とすれ違うケースが多いのです。

そして、1度すれ違った経験をすると、相手方も「ここで先生とすれ違ったな」と
その後も意識するのか、以降も見られている確率がアップすると感じます。

朝の通学・通勤の電車の車両に乗ると、
なぜか大抵同じ人を見つけて印象に残ることがあると思いますが、
その感覚に似ているかもしれません。

したがって、車内が個室だからと油断せずに、
表情や動作などは本当に意識しておきましょう。

鼻をほじっていたり、イライラしている顔が丸見えだったりのないようにしてください。
まあ、大声で歌っている姿はダメではありませんが、ちょっと恥ずかしいと思います(笑)。

あとは、車で狭い道を行き交う際に乱暴な運転をする人と出会っても、
相手を睨みつけることなどのないようにしてください。

その相手が保護者だった日には、もう笑えません。

あなたの行動一つで、教室の運命を変えるといっても過言ではありません。
ポイントとしては「いっさい相手を見ないこと」につきます。

いかがでしたでしょうか。

当たり前のことばっかりの内容でしたが、
意外にすべてのことを実践できている方は少ないのではないでしょうか。

逆に、これらを実践できるだけで差別化が図れますし、
教室運営にプラスに働くのなら安いものだと思いませんか?

学習塾全体で意識を高め、塾業界の質を高め合っていきたいですね!
私もしっかり実践していきます。

【今回のまとめ】
・当たり前のことを当たり前に実践する
・当たり前のことをやるだけで差別化に!?

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安多 秀司 安多 秀司 株式会社リアル・パートナーズ代表

大学卒業後、京都・滋賀・大阪・兵庫等に教室を持つ「成基の個別教育ゴールフリー」に入社。
最年少教室長として、川西教室(兵庫県)で3年間務める。その後、「スタンダード家庭教師サービス」を運営する株式会社スタンダードカンパニーに入社。「個別指導塾スタンダード」の立ち上げに尽力し、事業責任者として30数教室の 新規展開を行う。
その後独立し、平成20年7月「個別教育フォレスト」を設立。開校1ヶ月で35名の入会があり、わずか1ヶ月で損益分岐点を超える。現在はキャンセル待ちの塾として地域No.1の個別指導塾を運営している。
今でも現場主義を貫き、常に通塾中の顧客に対して満足度を高める工夫を実践している。

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