先日、とてもとても幸せなことがありました。
小4から高3まで8年間通塾し、大学時代は4年間講師として働いてくれ、
今は立派な看護師として働いている卒業生(女子)が、
フィアンセを連れて私と教室長に報告に来てくれたのです。
めでたく今月入籍するそうです。
フィアンセの方もとてもとても誠実そうな人で、お似合いの二人でした。
しかし、フィアンセの方からすると「なんで塾の先生に挨拶やねん」と思ったはずです(笑)。
卒業生は、フィアンセに
「私には両親が2組いるから、もう1組の両親に挨拶に行くよ」と言ったのだそう。
親族のように私や教室長を思ってくれていることに感無量です。
私たちは、親戚のおっちゃんとおばちゃんのように、ずっと卒業生を見守っていました(笑)。
ちなみにこの卒業生は、本当に頑張り屋さんでストイックで、なんでも真剣に取り組んでいて、
みんなから応援されるタイプでした。
高3受験生のときは「教室が開いている時間はずっといる(自習する)」と決め、
実際にやってのけた強い意志の持ち主です。
みんなの応援を一身に受けて見事に大学へ進学し、
そのまま4年間講師として活躍してくれました。
当時の様子や思い出がまぶたに浮かんだのか、予想通り教室長も目が真っ赤に……
本当に素晴らしい時間を過ごさせてもらいました。
やはり、こういう部分は個人塾の醍醐味です。
そこで今回は、こうした「生徒さんが還ってきてくれる塾」であるため、
弊塾が大切にしている考えを共有してみたいと思います。
まず弊塾では、こんな教育理念を掲げています。
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【フォレストの理念】
全従業員が生徒・保護者を幸せにし、生徒・保護者の笑顔で全従業員が幸せになる。
〜七つの約束〜
・生徒が得意なことを伸ばし、苦手なことに挑戦できる場にします。
・生徒の成長を、生徒自身も保護者も先生も一緒に喜べる場にします。
・生徒が自分の存在意義を感じられる場にします。
・生徒が主体的に学ぶ力を身に着けられる場にします。
・生徒が自信を持てる場にします。
・笑顔が行きかう場にします。
・人生の節目に訪れたくなる場にします。
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理念の中にある「七つの約束」はどれも大切なものばかりです。
その中でも「人生の節目に訪れたくなる場にします」という約束は、
今回のエピソードを体現するような、まさに個人塾特有の魅力だと思います。
2010年代からのデジタル化の流れ、特にここ数年ではAIの進化も激しく、
授業も教室運営面でも、「いかに効率よくするか」に意識を奪われがちです。
しかし、時代の変化にしっかり対応していくことはもちろん大切ですが、
私はどんな時代になってもやっぱり「塾は人と人とのつながりがすべて」だと思います。
デジタル化やAIには担えない部分が必ずありますし、
どれだけ効率化が進んでも、塾の魅力はそのつながりあってこそではないでしょうか。
・困ったことがあるから相談しに行こう
・成人式の帰りに振袖姿を見せに行こう
・就活の相談をしに行こう
・内定が出たから報告しに行こう
・帰省したから顔を出そう
・結婚の報告をしに行こう
・生まれた子どもを見せに行こう
・自分の子どもの進路相談に行こう
などは、人もハコ(教室)もそこにあり続ける、個人塾だからできること。
しかし、人とハコがあっても、
そこに再び行きたい、会いたいと思ってもらえるかは別問題です。
ここに本質があるのだと思います。
個人塾を立ち上げた先生方の多くが、「生徒とは一生付き合いたい」と思って、
日頃から接しておられるのではないでしょうか。
だとするなら、生徒さん卒業したのち、また帰ってきてくれるようになるために、
今どんな指導ができるか、どうアプローチすればよいのか。
それを考え実践していくことが、「現在の」教室の満足度にもつながるはずです。
今は昔と違って、入塾媒体が多様化しています。
ネット広告やインスタなどのSNS、LINEなども主要な広告媒体となってきましたし、
それらを柔軟に取り入れる努力は必要です。
ただ、どんな経路で入塾した生徒さんであっても、
結局は今いる生徒さんや保護者さんの満足度を高め、
生徒さんがやめない教室を作るのが、今も昔も最適解なのではないでしょうか。
いつも当メルマガで繰り返しお伝えしていることですが、
生徒さんがやめなければ、満足度が上がり、そこから紹介へつながります。
生徒数は、それで増えていく構造になっているのです。
この部分を差し置いて、「新しい集客方法はこれだ!」など、
小手先のテクニックに惑わされているようでは、お話になりません。
「集客術」で“集められた”生徒さんたちが、また「還ってきたい」などと思うでしょうか。
やはりどんな時代でも学習塾の本質は、人対人のアナログさだと私は信じます。
そこを忘れなければ、これからどれだけAIが進化し「自分で学べる時代」になったとしても、
学習塾はなくならないと思います(淘汰はされると思いますが)。
通信教育だけで学習課題が解決できるなら30年以上前に学習塾はなくなっていますし、
映像授業だけで学習面が解決できるなら15年前に無くなっているはずです。
なぜそうなっていないのかに、答えがあると思うのです。
人間は感情の生き物です。
心を奮い立たせてもらえる指導者と二人三脚で歩んでいくスタイルと、
それを求める生徒さんや保護者さんはいなくならないのではないでしょうか。
確かに、今回の弊塾の卒業生のケースはまれですし、
実際に卒業した後は、会うことのない生徒さんのほうが多いです。
それでも、こうした事例を増やしていくことこそが、そもそもの理念にもつながりますし、
最終的には運営側の私たちの心を満たしてくれる流れになると思います。
まさに私の好きな言葉である「情けは人の為ならず」です。
特に個人塾をされている先生は、長く続ければ続けるほど、
卒業生がふと戻ってくることってあると思います。
それをどんどん増やしていけるように、
これからも目の前の生徒さんと向き合っていきましょう!
会社員として塾で働いている方も、その気持ちで生徒さんに全力を注ぐことで、
いつか巡りめぐって自分に返ってきます。
卒業後も長い付き合いしたいと思われる方は、独立開業も一つの方法かもしれませんね。
そのときは、弊社の独立開業コンサルにぜひお申し込みください(笑)
【今回のまとめ】
・卒業後も「塾に顔を出そうかな」と思ってもらえるよう、今を全力で向き合う
・卒業生が顔を出してくれると、自分の心が満たされ幸せになれる
