【Vol.629(2022.10.12)】感染予防対策、継続のススメ

コロナウイルスの発生から2年半、
世の中は少しずつ以前のような落ち着きを取り戻してきた感じがします。

あなたの周辺はいかがですか?

とはいえ、コロナのリスクが去ったわけではなく、
感染してしまうとかなりの高熱や倦怠感などに苦しむ可能性があります。

以前に、弊社主催のオンライン講演会で講師を務めていただいた
お金の専門家YouTuber・大河内薫先生も先日、コロナ感染されたそうです。

【コロナに感染•発症したから気づくこと。コロナ以外で恐ろしいことがある(大河内薫マネリテ戦略室ラジオ/プレミアムリスナー)】
https://voicy.jp/channel/660/399422

大河内先生も高熱で相当苦しまれたそうですが、感染して気づいたことがあるそうです。

それは「コロナ以外の病気を併発した時が非常に危険」ということ。

なるほど、確かに。

コロナに感染してしまうと、それ以外の病気を併発しても気付きにくいですし、
コロナ陽性者であることを理由に診察を受けられないことも多いですしね。

それによって対応が遅れ、重大な症状を引き起こしてしまっては大変です。

危険を感じたら勇気を持って119番するか、
普段から理解ある親族や友人と連絡がつくようにしておくことを勧めておられました。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、
今回伝えたいのは「感染予防対策の継続を」ということです。

「またその話か」「それはもういいよ」と感じられるかもしれません。

しかし、こうして惰性や油断が出てきたときにリスクが高まります、

今までしっかりやっていた感染予防対策をやめたり、
おろそかになったりしている部分がありませんか?

手洗いなどの感染対策は、コロナに関係なく良い取り組みです。

コロナだけでなく世の中には多数のウイルスが存在しますし、
いつそれに私たちや講師が感染するか分かりません。

「コロナ対策」という視点にとどまることなく、
「教室業務を円滑にするため」大きな観点で感染予防対策を継続しておくことが、
さまざまなリスクヘッジになります。

そこで弊塾で行っている「広い視点で」継続している感染対策をご紹介したいと思います。

(1)マグネット式網戸
(2)入室時、アルコールタオルで手を消毒
(3)授業の入れ替え時、アルコールタオルで机を消毒
(4)生徒さんは授業以外でしゃべらない
(5)除菌スプレー

(1)マグネット式網戸
常に換気できる状態を作っておくため、
入り口ドアを解放してマグネット式網戸を装着しています。

換気はもちろんのこと、虫の侵入も防げるうえ、しかも安い!
使い捨てレベルの、おすすめの一品です(笑)

【マグネット式網戸】
https://www.monotaro.com/p/7075/0025/

ただ、これから冬になると冷気まで入ってくることになりますので、
地域にもよりますが11月末ごろが使用する限界かと感じています。

12月からは休憩時間にドアを開けるようにして、換気を心がけます。

(2)入室時、アルコールタオルで手を消毒

12年前、神戸市で新型インフルエンザが流行ったときに取り入れたもので、
今でも続けている取り組みです。

【アルコールタオル(大容量タイプ/エリエール)】
https://www.askul.co.jp/p/379277/

外部で色々と触れてきた手には、さまざまな細菌等が付着していることが予想されます。

それを100%とまでは言わずとも、ある程度拭き取れるのは大きいです。

データを取って科学的な効果検証までは行っていませんが、
体感値として社員の体調不良も少ないないのではと感じています。

(3)授業の入れ替え時、アルコールタオルで机を消毒

コロナ禍が起こって以来の2年間で定着した習慣です。

角机に、コンパクト型のアルコールタオルを設置し、
授業と授業のインターバル(10分)に、使用した机を拭くようにしています。

【アルコールタオル(コンパクト型/エリエール)】
https://www.monotaro.com/p/7279/0254/

これも消毒の意味ではとても有効だと感じていますが、
授業を担当した講師が責任を持ってその机を拭くことで、
次に使う生徒さんも気持ちよく、かつ安心して授業を受けることができるはずです。

また、机を拭くことで、講師や私たちの手も同時に消毒されるので一石二鳥です(笑)。

(4)生徒さんは授業以外でしゃべらない

飛沫感染を防ぐために、無駄なおしゃべりは一切禁止というルールを継続しています。

もともと自習中も私語禁止の環境を作っていたので、
コロナ以前と大きく変更したというわけでもありません。

教室に来ているときは、お昼ご飯も「お一人様」で食べてもらいます。
一人ひとりを完全「個」にすることで感染対策しているわけですが、
友達と一緒とかではなく、一人で来ている生徒さんにとっては
それがかえって居心地のいい空間になっていると思います。

ちなみに休憩中も友達同士での会話は禁止です。

少しかわいそうな気もしますが、やはり教室を感染経路にするわけにはいきません。

おしゃべりは学校や登下校の時間で満喫し、塾では黙々と勉強してもらいたいです。

(5)除菌スプレー

生徒さんや講師が帰ってから、イスやタイルカーペットに除菌スプレーを吹き付けています。

私が使用しているのはA2Careという要時生成型亜塩素酸イオン水溶液を
主成分とした水溶液です。

【A2Care】
https://www.a2care-anatc.com
https://www.a2care-anatc.com/business/evidence/

ANAの機内やラウンジなどでも使用されていることが、導入のきっかけになりました。

こちらも効果検証まではできていませんが、
「あのANAが効果を見込んでやっているのだから」と、信じて継続しています。

ANA好きなので(笑)。

いかがでしたか。

コロナ禍が起こった当時と同様の感染予防対策を継続されている塾さんもあれば、
簡素化したり辞めてしまったりしている塾さんもあるかもしれません。

しかし、生徒さんはもちろん、講師や社員が安全安心にける環境を作るのも
私たちの役割です。

また、保護者さんの視点で見れば、感染予防対策がおろそかな塾に
我が子を行かせるのは心配だと思います。

私が親ならそんな塾は選びませんし、信用にも関わる問題です。

成績アップは塾の使命ですし大切なことですが、
それと同様(もしくはそれ以上?)に大切なのではないでしょうか。

気を緩めず、引き続き対策を徹底していきましょう!

【今回のまとめ】
・コロナに関係なく、常に感染予防対策を
・今一度、緩んだ気持ちの引き締めを

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安多 秀司 安多 秀司 株式会社リアル・パートナーズ代表

大学卒業後、京都・滋賀・大阪・兵庫等に教室を持つ「成基の個別教育ゴールフリー」に入社。
最年少教室長として、川西教室(兵庫県)で3年間務める。その後、「スタンダード家庭教師サービス」を運営する株式会社スタンダードカンパニーに入社。「個別指導塾スタンダード」の立ち上げに尽力し、事業責任者として30数教室の 新規展開を行う。
その後独立し、平成20年7月「個別教育フォレスト」を設立。開校1ヶ月で35名の入会があり、わずか1ヶ月で損益分岐点を超える。現在はキャンセル待ちの塾として地域No.1の個別指導塾を運営している。
今でも現場主義を貫き、常に通塾中の顧客に対して満足度を高める工夫を実践している。

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