弊塾では、この3~4月の2ヶ月で、アルバイト講師への応募が31件ありました。
業界全体的な近年の講師不足もあり、今回はいつにも増して力を入れた準備を行いましたが、
なかなかの成果ではないかと思っています。
その31名の中から厳選した2名が審査を通過し、
現在は本採用に向けた研修を行っているところです。
31名からたった2名ですから、かなりの狭き門ですよね。
しかし、教室長には「講師面接で絶対に妥協するな」と伝えています。
そのためにも、私の仕事はまず講師応募の母数を増やすことにつきます。
弊塾での新人講師研修の進め方などにつきましては、以前のメルマガをご覧ください!
【新人学生講師の研修(前編・後編)】
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さて今回は、弊塾での3~4月期における講師募集の取り組みについてお伝えします。
過去にも同様のテーマで何度かお伝えしてきましたが、ぜひ復習がてらご活用ください。
「講師応募が少ない」「講師不足で困っている」という塾さんのお役に立てれば幸いです。
さて私は個人的に、3〜5月が最も講師募集への応募が増える時期だと思っていますので、
この時期は特にお金も時間もかけて、応募が1件でも多く増えるよう取り組んでいます。
この3~4月の応募数(31件)の媒体内訳は、以下のとおりでした。
1.塾講師専用web媒体:19件
2.タウンワーク:4件
3.独自の応募ページ:8件
それぞれの活用を解説しますね。
1.塾講師専用web媒体:19件
弊塾が利用している塾講師専用web媒体は1つだけなのですが、
そちらには本当に助けられていて、毎年30~40件の応募があります。
以前は他の塾講師web媒体も多数使っていたのですが、
さっぱり反応がなく、今ではこちらだけでお世話になっているところです。
ただ、単に掲載していれば自動的に多数の応募が寄せられるわけではありません。
自らさまざまなアプローチ(応用)をした結果だと思っています。
そのサイトで私が工夫している点は2つあります。
「急募機能」と「オファー機能」の活用です。
急募機能は月額5,500円(税込)払うことで、
求人検索で上位表示されたりする「PR表示」みたいなものです。
例えば、弊塾の地元・宝塚市で検索した場合、最上位に表示されやすくなるので、
やはりかなり目につきやすくなるんですよね。
オファー機能は、一般に「スカウト機能」とも言われるやつですね。
サイトにに登録している人に対して、
こちらから「うちで塾講師をやりませんか?」というオファー(スカウト)をする機能です。
月1,000件までオファーが可能ですので、使わない手はありません。
1,000人にラブレターを送るのと同じことですから、その1%でも心が通じれば、
それだけで10人もの応募につながるわけですから。
ただ、オファー文面にはそのまま利用できるフォーマットもあるのですが、
これだけでは想いはなかなか伝わりません。
やはり、愛情あふれたラブレターのような内容にして送り届けていますが、
それだけでレスポンスはかなり向上しますよ。
「講師応募が少ない」と嘆いている多くの塾さんが、
このオファー機能を使っておられないようです。
しかし私に言わせれば、こんなに便利な機能、なぜ使わないのかむしろ不思議なほど。
それくらい大活躍してくれています。
3~5年前に比べると、オファー機能を使う塾さんがだいぶ増えてきたとは思いますが、
それでもまだまだ少数派です。
使うだけで他塾さんを南畝もリードでき、応募数が増える機能なのですから、
それを使わないのはもったいの一言に尽きます。
2.タウンワーク:4件
今回、3月3週目〜4月2週目の計4週間、久しぶりにタウンワークに掲載しました。
タウンワークは地域特化型の媒体ですので、狙いはやはり、
弊塾の地元・宝塚市に住む大学生からの応募です。
狙い通り、宝塚市の地元生から応募がちらほらありました。
しかし、応募のペースは週に1件ほどでしたので、特段に際立ったとは言えない結果でした。
それでも応募1件あたりのコストは10,000円を切っていたので、
まあ普通と言ったところでしょうか。
弊塾では残念ながら、タウンワーク経由の4件から採用には至りませんでしたが、
地域によってはタウンワークが爆発するところもあれば、
バイトルが炸裂するところもあるとも聞いています。
このあたりは地域差があるようですので、貴塾でも検証されてみても良いかもしれません。
3.独自の応募ページ 8件
弊塾が自前で作ったLP(ランディングページ)からの応募もたくさんありました。
この3~4月は、LPを見てもらうための努力を相当したつもりですが、大きくは二つでしょうか。
一つは、大学の新歓部活紹介冊子の裏表紙に、
弊塾の講師応募チラシをドーンと載せたことです。
このチラシに自塾のLPのリンク先QRコードを貼り付け、そこからの申し込みという流れです。
これは相当なインパクトがあったようですね。
1年生を対象に冊子を2,000部配布してもらったので、
単純計算で2,000人の大学新入生の目に止まったことになります。
内容も、1年生向けを意識したものを作ったため、
いい感じのレスポンスで「やったった!」感が満載でした(笑)。
またポスティングも、3~4月が最も地味にやり続ける期間です。
弊塾がターゲットとしている大阪大学周辺のワンルームマンションに
ひたすらポスティングをしています。
この3~4月で5,000部近いチラシをポスティングしました。
塾講師をやりたいなと思っている大学生に対して動機づけには最適で、
こちらもチラシに記載のQRコードから塾のLPに飛び、申し込みができるようになっています。
自塾のLPからの申し込みであれば、
採用した場合でも採用費用がまったくかからないのもメリットです。
塾講師専用web媒体だと、採用一人につき38,500〜55,000円かかるので、
とても熱い仕組みになっています。
いかがでしたでしょうか。
個別指導塾は講師がキモといつも言っている以上、
質の高い講師を確保する必要がありますし、
講師応募を増やすことが必然的に私の使命にもなるのです。
講師応募が多さは、工夫や取り組みの多さに比例していると言っても過言ではありません。
試行錯誤して講師応募数を増やし、あなたの教室をますます発展させていきましょう。
【今回のまとめ】
・講師応募が多いのはそれなりの理由がある
・やることをやれば、講師応募は増える要素がたくさんある