【Vol.892(2025.04.30)】第3期募集!「通信制高校サポート校 立ち上げ支援」導入説明会

昨年から開催しておりますビッグプロジェクト、
「通信制高校サポート校の立ち上げ支援(通称:通信制高校サポート校 立ち上げ支援.com)」の
第3期の導入説明会を行います!!

第1期は昨年7月、第2期は昨年9月に導入説明会を開催し、
計50塾以上のみなさんにご参加いただきました。

第1期・第2期で加盟いただいた塾さまも、導入説明会を経て昨年しっかりと準備され、
今年に入って続々と通信制高校サポート校をオープンすることができています。

すでに入学の問い合わせも入り始めているとのことで、これからが楽しみです。

ここでは私も加盟塾さんのサポートを全力で行っていたこともあり、
新たな導入説明会を控えておりましたが、いったんの区切りを迎えたことで
満を持して第3期の導入説明会の開催いたします!

【第3期 通信制高校サポート校 導入説明会】
https://forest-highschool.jp/support/

【通信制高校サポート校 導入説明会チラシ】

さて、「通信制高校サポート校って何?」という方もいらっしゃると思いますので、
弊塾での導入のきっかけやサポート校の詳細など改めて説明させていただきますね。

弊社は個別指導塾と並行し、
別事業として「フォレスト高等学院」という通信制高校サポート校を運営しております。

おかげさまで今月4年目を迎えることができましたが、
今では、個別指導塾部門以上に時間と労力を投じているかもしれません。

元々、学校に行くのがしんどい、不登校、集団生活が苦手だという
子どもたちに対して何からのサポートができないかと模索していたときに、
ご縁あってめぐり会ったのが「通信制高校サポート校」の存在でした。

通信制高校サポート校は、通信制高校に通う生徒さんに対して、
通信制高校から出されたレポートなどの学習サポートを中心に行う民間の教育施設です。

高校に通う代わりに教室に通ってもらう形ですので、
生徒さんにとっては、私たちの作った教室が高校そのものです。

また、通信制高校では年数回のスクーリング(高校が指定した場所に行き、授業を受ける)が必須ですが、
生徒さん1人で行くのが困難な場合、引率で一緒に行ったりもします。

一般的に通信制高校を3年で卒業できる生徒さんは半数以下と言われています。

レポートを実施したのち提出し、スクーリングに参加し……と、
1人で計画的にこれを実行していくのは難しく、
結局卒業まで4~5年かかるケースも珍しくありません。

特に中学時代に不登校だった生徒さんや、外出が苦痛な生徒さんはなおさらです。

そこで、3年でほぼ確実に卒業するための補助役として、
通信制高校サポート校を利用されている方も多くなっています。

教育サービス産業全体の中でも、
通信制高校サポート校は、特にこの数年でちょっとしたブームになっていて、
大手塾さんも軒並み新事業として参入しておられるようです。

走りとしては、トライグループさんでしょうか。
【トライ式高等学院】
https://www.try-gakuin.com

ベネッセさんも「Be高等学院」という名前で、この4月から新規開校されました。
首都圏や大阪を中心に、一気に11ものキャンパス(教室)を出店しておられます。

傘下に学習塾もあるので、近い将来、
傘下の学習塾にサポート校が入っていくのではと勝手に予想しています。
【Be高等学院】
https://gakuin.benesse.co.jp

また、駿台さんも今年の10月に「駿台通信制サポート校」という名前で開校されるそうです。
【駿台通信制サポート校】
https://www.sundai-kyouken.jp/corr/

今ある駿台予備校の校舎内に設置されるようで、
新しいハコを借りなくて良いのは合理的ですね。

予備校や学習塾だけで事業が頭打ちにならないようにする狙いは当然あると思いますが、
特に学習塾とは親和性の高いモデルのため、余計に注目を集めているのでしょう。

例えば高校からの課題レポートを教室で行い、分からない部分は指導するなど、
学習塾の経験やノウハウを生かせる部分も非常に多いのです。

ニーズがあるところに大手ありというところでしょうか。

私もここまで試行錯誤の連続でしたが、
運営も軌道に乗り確かな手応えを感じているところです。

そこで、弊社の通信制高校サポート校の仕組みをみなさまに提供できると判断し、
立ち上げを希望される方への支援を始めることにいたしました!

「自分でやって結果を出し、自分がいいと思ったものしか提供しない」が私の信念ですが、
それに照らしても自信を持ってサポートできる仕組みが整ったと感じています。
3年以上、どっぷり浸かり込んで研究しつくしました。

運営する中で、ご家庭からも「ここにサポート校があってよかった」、
「(入学しなくても)いざというときの相談の場ができた」、
「中学3年間不登校だった子が、週2回も通学している」など、嬉しいお声もいただいております。

学習塾同様、人の役に立っているという実感がダイレクトかつ強烈に心に響き、
間違いなく「生きている実感」を得られますよ!

弊社では立ち上げ4年目に入りましたが、現在13名もの高校生が通学してくれています。
学校の代わりという立ち位置ですので、「通塾」ではなく「通学」です。

例年通りであれば、秋頃に転入生も加わるので15名は超えますし、
来年度は20名を目標に進めています。

授業時間は全日制の高校に近い形で、
火曜日は13:20~15:10、水~金曜日は11:00~15:10の時間帯で開校しています。

学習塾経営をしていると、すでに教室(ハコ)はあるわけですので、
改めて家賃がかからないのが大きなメリットです。

時間帯が個別指導塾部門と重ならないのもいいですね。

平日の通常期は、
・11:00~15:30・・・通信制高校サポート校
・17:00~21:40・・・学習塾

通常期・講習期(土・日)は、
・10:00~19:00・・・学習塾

講習期(平日)は、
・10:00~21:40・・・学習塾
※通信制高校サポート校の生徒さんは、全日制の高校同様、長期休みになります

という形でうまく棲み分けし、教室空間を使うことができています。
ここまでかっちりとピースがはまるのは、気持ちいいくらいです。

また、私と教室長、副教室長の3人で生徒対応できており、
新たにスタッフを雇う必要もありません。

人件費を抑えることができているのも大きなメリットです。

現在生徒数が13名で、年間売上は約650万円。
広告宣伝費を引いた分が実質の利益ですので、収益性という視点でも魅力的です。

と、ここまで通信制高校サポート校の魅力ばかりお伝えしてきましたが、
気軽に始められるものでもありません。

大変な部分も多いですので、そのあたりもきちんとお話ししておきますね。

まずは、当たり前ですが業務量が単純に2倍になります。

学習塾の業務をこなしつつ通信制高校サポート校の業務をするわけですから
仕事の量が爆発的に増えるのは当然です。

労働時間も増え、毎日夏期講習のようなイメージです(笑)。

そこは社員さんとうまくローテーションを組んだり、
新たにスタッフを雇って対応することでクリアしていくことになろうかと思います。

また、立ち上げたばかりのころは、塾と同じで新規開校扱いですので、
認知してもらうための活動も当然必要です。

しばらくは広告費がかかってきます(かけるかどうかは経営者判断になりますが)。

私は、実験を兼ねて(通信制高校サポート校 立ち上げ支援のために)、
必要以上にチラシやリビングなどの地域紙への折り込みを行いました。

毎年、15〜20万部を折込しており、年間100万円ほどかかっている計算です。

また、ポスティングも月3,000~5,000部をコンスタントに配布するほか、
周辺の中学校に学校訪問をするなど、地道な広報活動を行っています。

このように、まずは(人にふらず)自分自身が現場と全体像を把握しておくため、
ここまでの3年を試行錯誤と勉強に充ててきました。

そこで改めて感じるのは「空き時間を有効に使いたいと」いう軽いノリで導入しても、
おそらくうまくいかないだとうということです

あなたが塾を新規開業したときの気持ちを思い出していただきたいのですが、
それくらいの意気込みで取り組む必要があると思ってください。

こうした実地の体験と積み重ねてきたノウハウを還元しようというのが、
今回ご案内する「通信制高校サポート校 支援.com」です!

第3期は3塾さん限定で募集いたします。

「たった3塾?」と思われるかもしれませんが、
私がガッツリと1塾1塾しっかりと対応するためにはそれが限界で、
それ以上の数はお受けするべきではないと判断しました。

私の体力がもたない(汗)という問題もありますが、
丁寧にサポートするためでもありますのでご容赦いただければと思います。

以上をご理解いただき、

・通信制高校サポート校を立ち上げようと思っている
・通信制高校サポート校を導入したいがどうすれば良いかわからない
・通信制高校サポート校について詳しく知りたい
・自塾に全日制高校を辞めた生徒さんがいたが、その際にアドバイスができなかった
・学習塾以外の事業の柱を探している

という方がいらっしゃいましたら、「第3期 導入説明会」にぜひご参加ください。

日時は5月20日(火)・24日(土)・25日(日)の3回、
各回とも内容は同じで、開催時間は11:00~12:00ですので、
ご都合の良い日程からお選びください。

申し訳ありませんが、アーカイブの提供はございません。

「時間を調整してでも参加しよう」という、意欲のある方にご参加いただきたいのと、
包み隠さず弊校の詳細もお伝えするので、情報の無用な外部流出は避けたいからです。

また、私自身個人塾として通信制高校サポート校を運営しておりますので、
参加資格は1~5教室を運営している塾長さんや塾オーナーとさせてください。

個人塾や小規模塾向けの導入説明会となります。

導入説明会では、通信制高校及び、通信制高校サポート校についての
基本的な仕組みや流れをお伝えいたします。

また、失敗談や「こういう人は向かない」などの情報も、忖度なしでお伝えいたします。

その後、導入を検討される方には6~7月に教室見学、
その後、10〜12月に開校するための準備を行っていきます。

今年の秋から冬に開校することで、
来年度から高校入学する生徒さん(現中3)へのアプローチも間に合いますし、
来年4月から転入(転校)を検討している高2・3(現高1・2)へ向け認知活動を行うことが可能です。

もちろん自力で立ち上げを行うことも可能だと思いますが、
「いざというときにアドバイスが欲しい」、「フォレスト高等学院の仕組みや方法論を使いたい」
という方は、ぜひご検討いただければと思います。

「通信制高校って何?」「そもそも通信制高校サポート校との違いは?」という方も
ぜひご参加ください。

恥ずかしながら、私も最初はまったくよく分かっていませんでしたから(笑)。

なお、導入いただいた塾さんには特典も多数用意しております。

通信制高校サポート校をゼロから一緒に作って、地域貢献していきませんか。

<通信制高校サポート校 支援.com 第3期導入説明会 >

■詳 細   : https://forest-highschool.jp/file/support-flier.pdf
■日 程   : 5月20日(火)・24日(土)・25日(日)の3回(内容は3回とも同じです)
■時 間   : 11:00~12:00(すべての回)
■参加方法 : Zoomを使ったオンライン
■参加資格 : 1~5教室を運営している塾長・塾オーナーに限る
■参加人数 : 各回10塾まで(先着順)
■参加費用 : 無料
■申 込   : https://forest-highschool.jp/support/

【今回のまとめ】
・通信制高校サポート校が事業の新たな柱になるかも
・3年かけて作り出した通信制高校サポート校運営メソッドを提供します!

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安多 秀司のアバター 安多 秀司 株式会社リアル・パートナーズ代表

大学卒業後、京都・滋賀・大阪・兵庫等に教室を持つ「成基の個別教育ゴールフリー」に入社。
最年少教室長として、川西教室(兵庫県)で3年間務める。その後、「スタンダード家庭教師サービス」を運営する株式会社スタンダードカンパニーに入社。「個別指導塾スタンダード」の立ち上げに尽力し、事業責任者として30数教室の 新規展開を行う。
その後独立し、平成20年7月「個別教育フォレスト」を設立。開校1ヶ月で35名の入会があり、わずか1ヶ月で損益分岐点を超える。現在はキャンセル待ちの塾として地域No.1の個別指導塾を運営している。
今でも現場主義を貫き、常に通塾中の顧客に対して満足度を高める工夫を実践している。

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