【Vol.652(2022.12.30)】今年書いたメルマガ、おすすめ5選!

2022年ラストのメルマガは、今年100本ほど配信したメルマガの中から
厳選した5本を解説付きでお届けしたいと思います!

アクセス数やコメント数の多さなども考慮し、
おすすめ5選ということで配信順にお伝えいたします。

年末のお忙しい時期ですから、さらっとお読みくださいませ!

【その1】教室の什器、詳しくお伝えします(Vol.560/2月12日配信)
https://note.com/yasuta_rp/n/nc82043ee188d

今年配信のメルマガで一番閲覧数が多かったテーマです。

この結果は少し意外な気もしますが、実用性が高かったのかもしれません。
教室の什器を一挙公開という形でさらけだしたのが良かったようです。

確かに、他塾の什器の詳細を知る機会はあまりないですものね。
写真も組み込んだのでイメージしやすかったと思います。

配信してから10ヶ月以上経ちますが、以降も弊塾ではレイアウトの変更はなく
当時の写真でお届けしたままの状態で運営を行なっています。

強いて言えば、高3生ルームに1台、
追加で巨大モニターを設置しようかと考えているくらいですかね。

高3生へのメッセージや伝言を表示して励ましたり、
予備校講師などのオンライン勉強会を映し出して、一斉授業のような形を取ったり……
といった活用を想定しています。

今ある55インチではなく、60インチや65インチなど、インチアップもありかもですね。

【その2】学習塾も「人検索」の時代(Vol.593/6月8日配信)
https://r-partners.jp/390/

個人塾の「ザ・王道」という内容を書きました。

一般的な業種の枠組み(モノ>ヒト)だと、大手さんが進出してきた場合、
中小はその波に飲み込まれやすいです。

しかし、学習塾は良くも悪くも属人性が強くなりがちな業種であるために、
大手塾さんがひしめく中でも、個人塾が共存する(生き残る)ことが可能です。

「○○先生がいるから」と言ってもらえ、ファンになっていただけるように
自分を磨き続けることが大切ですね。

逆に言えば、この形が作れずコンテンツやプロダクトだけで勝負している個人塾(塾長)は、
大手さんの影響を受けて先細りししんどくなっていくと考えています。

私自身も今に満足することなく、常に謙虚で成長していきたいと常に考えています。

【その3】授業以外で付加価値をつけておく(Vol.620・621/9月9日・14日)
https://r-partners.jp/515/
https://r-partners.jp/517/

前編・後編でお届けしましたが、両方の閲覧数を合わせるとこのテーマがトップでした!

これも教室の中身をさらけ出した内容だったので、それがよかったのかもしれません。

自塾での取り組みの実例が「おっ、これ使える!」「この取り組み、いいな!」と
思ってもらえたのであれば嬉しい限りです。

学習塾ですから指導を提供するのが当たり前ですが、
それだけでは差別化は生みにくいものです。

そこに加えてプラスアルファの取り組みを行うことで、
塾としての価値がさらに高まるのではないでしょうか。

記事を読んでいただくと、弊塾がいかにドSな塾であるのがバレバレですが(笑)、
それも一つの方向性や独自性だと思っていただければ!

【その4】大学全部行った男・山内太地先生、オンライン講演会×2 (Vol.623・630/9月21日・10月14日)
https://r-partners.jp/522/
https://r-partners.jp/544/

今年、ご縁あって、大学入試の専門家でいらっしゃる山内太地先生をお招きし、
塾関係者向け、生徒・保護者向けに2回オンライン講演会をしていただきました。

当記事はそのご案内時のものですが、講演会本番も本当に素晴らしい内容でした!

参加した全国の塾さんが「もっと大学入試のことについて学ばなければ」と感じたはずです。

「大学入試の辞書」みたいな存在で、私たち塾関係者に危機感を与えてくださると同時に、
生徒・保護者向けにも大学入試の心得を厳しくも優しくお伝えくださったと思います。

「○○大学は、本当にダメ」といった、忖度なしの発言・山内節はとても気持ち良かったです!

来年も講演していただきいと思って企画中です。
ぜひご期待ください!

【その5】表面的な学力と、塾のジレンマ(Vol.634/10月28日)
https://r-partners.jp/555/

このテーマは、配信後たくさんの方から「共感できる!」といったコメントをいただきました。
今年配信したメルマガで、コメント数が一番多かったです。

「教育とは何か」「塾とは何か」を本質的に問うようなテーマで、
「塾として子どもたちの学びに何が残せているだろう……」
と感じる先生方も多かったのではないでしょうか。

成績向上、学ぶ楽しさ、教養、目の前の定期テストなど、
どれも大事だとは思いつつ、両立や同居が難しいこともたくさんありますよね。

いただいたコメントを一部抜粋すると、
~~~~~
問題課題解決能力を養うといった意味でいえば、
目先の定期テストで点数を取ることは意味がある。
勉強を楽しむか勉強を手段とするか、この辺りは生徒が選択していけばよいのでしょうが、
生徒と保護者の間に入り、ベターだと思われる関わり方をしています。
が、基本的には勉強って面白いと感じてもらえるよう指導し、見守ります。
~~~~~

などといった考えを伝えてくださった先生もいらっしゃいました。本当にありがとうございます。

子どもたちのことをトコトン考える方ばかりで、心から尊敬です。

いかがでしたでしょうか。
私なりに厳選したテーマをあげてみました!

私自身も100本のメルマガを読み返し「こんなことも書いてたなー」といい復習になりました。

長く塾経営をしていると、教育や経営に対する価値観、手法も変わることがあります。
もちろん、一貫して変わらない部分もあります。

それを再確認できるメルマガという存在は、私自身にとっても大切な財産です。
改めて、読者の皆さんに心から感謝を申し上げます。

もし「もうちょっと記事を読んでみたい」と思ってくださるようでしたら、
お正月にでも下記のサイトからご覧ください。

まえがき・あとがき付きのフルバージョンから、
メインテーマのみで構成されているサイトが2種類あります。

→(フルバージョン)  https://note.com/yasuta_rp
→(メインテーマのみ) https://r-partners.jp/category/blog

来年も細く長く続けていきますので、読んでいただけると幸いです。

【今回のまとめ】
・読者のみなさんに感謝して、来年も頑張ってお届けしていきます!

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安多 秀司 安多 秀司 株式会社リアル・パートナーズ代表

大学卒業後、京都・滋賀・大阪・兵庫等に教室を持つ「成基の個別教育ゴールフリー」に入社。
最年少教室長として、川西教室(兵庫県)で3年間務める。その後、「スタンダード家庭教師サービス」を運営する株式会社スタンダードカンパニーに入社。「個別指導塾スタンダード」の立ち上げに尽力し、事業責任者として30数教室の 新規展開を行う。
その後独立し、平成20年7月「個別教育フォレスト」を設立。開校1ヶ月で35名の入会があり、わずか1ヶ月で損益分岐点を超える。現在はキャンセル待ちの塾として地域No.1の個別指導塾を運営している。
今でも現場主義を貫き、常に通塾中の顧客に対して満足度を高める工夫を実践している。

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